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加藤でございます。
3月11日、シトロエン初のグランツーリスモであるSMが、1970年ジュネーブモーターショーでデビューを果たしてからちょうど50周年を迎えました。
『SMはDSのボディ構造をベースとして2ドアボディを架装し、当時シトロエンと提携関係にあったマセラティ製のV型6気筒DOHCエンジンを搭載した前輪駆動の高性能クーペである。1970年に発売され、オイルショックやマセラティとの提携解消により1975年に生産終了した。』(出典Wikipedia)
200km/hでのハイスピード巡行が可能なFFの高性能グランツーリスモを具現化して、自社の技術力の高さをさらに市場に知らしめたいというコンセプトはプロジェクトSと名付けられ、高性能エンジンを入手すべく提携したマセラティ社の双方の頭文字をとって『SM』と名付けられました。
『音もなく地上に降り立った宇宙船にしか見えないSM。一見アンバランスにも感じられる、気ままなラインの組み合わせが、実は動かし難いまとまりに昇華されるところに、フランスの超ぜいたく車ならではの味がある。』とは、Car Graphic誌85年6月号のコメント。
5年間で僅か13,000台足らずの生産台数に終わり、当時の時代柄、悲運のシトロエンと表現したら宜しいのでしょうか? そんなイメージがあります。
コンセプト、ヒストリー、スタイリング、メカニズム、カルチャー、どれをとっても一言では片付けられないほどの魅力を持ったSM。
皆さまも一度、SMについて掘り下げて調べてみては如何でしょうか?
今のシトロエンにはない、これまた奥深いシトロエンですよ。
皆さまそれでは、また!
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