バッテリー端子が粉ぶいています。
白い粉は硫酸鉛錆と呼ばれ、バッテリー液などが漏れ出すことにより端子の鉛と反応して結晶化したものです。
青い粉は緑青といいます。 バッテリー内で発生したガスが染み出してターミナルなどの銅と反応を起こして発生します。
電池の専門ではないので経験則でのすが、寿命末期まで頑張ってくれたお利口さんバッテリーもそうですが、
逆に某通販サイトで売っている超格安バッテリーなどは早々にこの現象が出ている気がします、、。笑
ここまで成長するのは稀ですが、掃除をして取り除かなくてはいけません。
但し粉だからといってイキナリ「フー」っと吹いてはいけませんよ!微量でも吸い込むと咽せこみます!有害ですし、飛び散った粉が車体の他の部分に着くとそこから錆びます。
ある程度小ホウキなどで取り除き、残った部分は60度位のお湯で流しましょう!そして多量の水で流れた汁を洗い流せば完了です。
バッテリーケースは排水ドレンがついているのである程度の水はokです。
しかしこの車は遅すぎました。接続部の金属を侵食してしまい端子接合部がポロポロになっていました、走行中に外れなくてよかったです。
こうなると交換しかありません。がしかし、、
部品構成は端子だけでなくケーブルもついて来てしまいます。
プラス側なのでケーブルごと交換となるとスターターモーターからオルタネーター、そしてヒューズボックスまで行っているケーブル交換になります。
結構大掛かりになってしまうので今回は端子だけ交換としました、純正外なのでワンタッチカプラーでなく締め込み式になりますが滅多に外す所ではないので問題ないです。
当店では状況に応じた修理方法をご提案しております。
ただ最新の車両はこういった手法が出来にくくなってきました、
結局はこうなる前の定期的なチェックが大事ですね、